2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ショッピング

クラスター爆弾の次は何を買おう?

優先順位

しつけは、せいぜい二つか三つのことだけを子どもに繰り返し語って守らせることだ。 優先順位のあやふやな親にはできない。

思い出

思い出した。かつて子どもたちは『希望』であったのだ。(自由学園明日館のガイドツアーに参加して)

あるシンメトリー

未来と過去は相似形である。 未来が変えられるなら過去も変えられる。 過去が変えられないなら未来も変えられない。

擬態

売国奴は愛国者として振る舞うものだ

本日の考えごと

言葉は物質であるか否か?結論が出たら、その根拠を説明する。 言葉の物質的性質と、非物質的性質をよく思いめぐらせてみる。……というところから言葉の教育を始めるのはいいかもしれない

言いたいこと

君の聞きたいことを言いたいんだけど、ね。

雨に濡れた植物 雨に打たれる花 晴れた日にはない色彩と輝きを見ることの小さな喜び

敗因

成功しよう、という心がもう失敗している。

癒着

性格は治らないが、考え方は治る。しかし、両者は癒着して、独立しては動かない。

低めに見積もるならば、人類は地球に張り付いて繁殖した妄想的なカビに過ぎない。 人の精神には何が可能か?

やさしさ

「地球にやさしい」というスローガンは、もうすぐ物笑いの種になるだろう。地球が間氷期において人類にやさしくしているに過ぎない。

哲学

哲学するというのは、「哲学を勉強する」ことではない。 もっとずっとシンプルなことだ。

言葉以前

言葉以前の領域を整えるにも、まず言葉を整えなければならない。

素朴

自分の感じたことをそのまま言葉にすることができる人は、知性的である。 定義 知的=あらゆる事柄を知のレベルで解釈する 知性的=思考と言葉、行動の間が連続していてギャップがない。

構文

「金のために働く」ことが不快なのは、そもそも「〜のために〜する」という構文が不快なのである。 「お国のために死ぬ」「試験のために勉強する」……。 行為が自己目的であることが自由につながる。

十三

十を聞いてせいぜい三しか知ろうとしない人々がいる。 残りの七には既成概念と思いこみと妄想が詰まっている。 こういう人と話すくらいならザルで水を汲むがまし。

一十

一を聞いて十を知る。 マイナスを聞いてプラスを知る、とも読める。 世界観というジグソーパズルのある部分のピースがきれいに収まる現象である。

知識

知識という枝葉は、世界観という根幹と結びつき一体化することで深化しなければならない。 一体化しない断片的な知識は迷いや混乱を招き寄せる。

不合理

合理的な人造語を作るとしたら、日本語をベースにすることはあるまい。 日本語は複雑かつ不合理な言語だ。 その不合理をテコとして飛躍的かつ多様な表現が成り立つ。

言葉

言わなくてもわかるのが最善。 言えばわかるのは普通。 言ってもわからないのが最悪。

新しい言語

新しい言語を設計したい、という欲望は世界を支配したいという欲望に近い。

精密な言語

コンピュータ・プログラムは、明確に定義された言語の正確、緻密な運用によってしか機能しない。 人の言語がアバウトでも通用するのは、心が通じているという幻想が前提にあるからだ。 人がもし精密な言語でコミュニケーションを始めたら何が起きるか?

文章の技術

「伝えたい」という意識を切らないこと。 その重要性に比べたら、文章の技術などないに等しい。

言葉の浪費

電気エネルギーに送電ロスがあるように、言葉が伝えようとするものの大部分もロスされていく。 その実態を客観的に見たらみんな驚き呆れるだろう。 しかし、誰も見ようとしないまま言葉をはき出し続ける。。

わかった

わかったような気分になると、わからんことがしたくなる。 わからん気分になると、必死にわかろうとする。

トラブル

トラブルはオーラの亀裂が引き寄せる。 亀裂が修復されるまで、人は同じ種類のトラブルを何度も繰り返す。

死刑

死刑には原則的に反対する。 その代わり、減刑されることのない終身刑を設定せよ。 牢獄の中で自分のしたことについて一生涯思索する囚人。 そのような存在を税金で支え、ときどき思い起こすのだ。