2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
全人類が幸福でなければ自分個人の幸福はない。 これが人類が今日に至るまでの地上最強の夢想だろう。
無いお金を使う魔法のシステム。 これが未来を食い荒らし。 その未来が今日となった。
川の流れは絶えなくても流れているのは同じ水ではない、と兼好法師は言った。 心もまた同じである。 心の実体を静止したものとしてとらえることはできない。
人生には現世の因果関係だけではどうしても辻褄が合わないことがある。 それが人生というゲームを複雑に味わい深くしている
人生の重要な選択で迷った記憶がない。 なりゆきのままに来た。昼飯を何にするかはいつも迷う。
一つの細胞の持つ情報から、元の生物の全体像を再生できる。 それならば、人の生の全体像もあらゆる一瞬の中に凝縮されているはずである。
人の五感は、既存の意味を察知した時点でデータ処理を停止する。 意味づけをやめると、それまで見ていなかったものが見えてくる
悩み抜いて探すのも道である。 全然悩まないのも道である。中途半端に悩むのはいちばんよくない。
あると忘れてるのに、なくなると困るもの。 本当に大切なものはそういうもの
信用経済をいい気になって膨らませるだけ膨らませておいて、破裂すると驚き、嘆く、というのは、幼児のようだ。経済記事にはいろいろ難しいことが書いてあるが、これ以上の理屈などありはしない。
「傷つきやすい」ということを人ではなくモノで考えると、ノーブルであるか、性能が悪いかどちらかであるな。 あるいは、両方か。
僕にとって「書く」ことは、無形のものをデザインすることだ
寂しい、とは人の本性だろうか? アメリカ人やアジア人と寂しさは同じだろうか? 「寂しさの哲学」という本を書いたら売れるな
感覚は鋭ければいいというものではない。 突出した感覚には、それなりの受け皿が必要だ。 受け皿がなければちぐはぐなことになる
「羮に懲りて膾を吹く」 人の本性は変わらないな。いつまでも諺に言い当てられ続ける。
組織の中で無能な人を切り捨てていくと、やがて自分の居心地が悪くなる
自己犠牲は人の本性に反する。 だから宗教の領域なのだ
語るな、作れ!
遊ぶにも早めのアポイントメントが必要になってきたなあ
文明や技術の進歩というものは、何者かに貪り喰われるのだろう。 貧しい者はますます貧しくなっていく。
焦ってもどこにも行けない。 怠けてもどこにも行けない。
ほめられもせず。責められもせず。 まあまあの人生。
人間関係にも編集やデザインのセンスが応用できるだろう
男もわからん。女もわからん。 自分もわからん。他人もわからん。 わからん中でときどきわかったような気になるのが面白い
知ることは、より無垢になること。であるべきだ。
死ねばすべては無になるから空しい、という考え方がある。 しかし、不老長寿を獲得したら、生きている意味を探すことはより難しくなるだろう。
時は流れていく。 それが車窓から見える景色のようなものだとしたら、時は止まっているともいえる。 流れている本体は、じつは我々であるだろう。