2008-01-01から1年間の記事一覧

地球の上に生物として人類として男性として日本人として何より僕自身として今ここにいてこれを書いている。 そして今あなたがそれを読んでいる。そのかけがえのない一点の焦点を作り出すために僕は書き続ける

友よ

頑なになるな。 生きる意味はいつも新しいのに、頑なになれば、どんな喜びもその指の隙間からこぼれ落ちる。

バトン

生きることは見えないバトンを受け取ること

幸運

機会は準備をした者に訪れる。 準備を怠ったものがそれをうらやむことはできない

テレビ

仏陀は人に生老病死の四苦を見たという。 いま、テレビをつけると相変わらず同じ番組をやっている

バカの自覚

テレビはバカが見るものだ。 見るとますますバカになる。 そう思いながら、けっこう見ている

速度

無意味は光速である

学習能力

他人の意見に耳を傾ける人がいる。 自分で失敗して学ぶ人がいる。 失敗しても学ばない人がいる

至高

全人類が幸福でなければ自分個人の幸福はない。 これが人類が今日に至るまでの地上最強の夢想だろう。

崩壊

無いお金を使う魔法のシステム。 これが未来を食い荒らし。 その未来が今日となった。

流れる

川の流れは絶えなくても流れているのは同じ水ではない、と兼好法師は言った。 心もまた同じである。 心の実体を静止したものとしてとらえることはできない。

要素

人生には現世の因果関係だけではどうしても辻褄が合わないことがある。 それが人生というゲームを複雑に味わい深くしている

選択肢

人生の重要な選択で迷った記憶がない。 なりゆきのままに来た。昼飯を何にするかはいつも迷う。

瞬間

一つの細胞の持つ情報から、元の生物の全体像を再生できる。 それならば、人の生の全体像もあらゆる一瞬の中に凝縮されているはずである。

芸術の方法

人の五感は、既存の意味を察知した時点でデータ処理を停止する。 意味づけをやめると、それまで見ていなかったものが見えてくる

悩み抜いて探すのも道である。 全然悩まないのも道である。中途半端に悩むのはいちばんよくない。

見えないもの

あると忘れてるのに、なくなると困るもの。 本当に大切なものはそういうもの

経済風船

信用経済をいい気になって膨らませるだけ膨らませておいて、破裂すると驚き、嘆く、というのは、幼児のようだ。経済記事にはいろいろ難しいことが書いてあるが、これ以上の理屈などありはしない。

傷つくモノ

「傷つきやすい」ということを人ではなくモノで考えると、ノーブルであるか、性能が悪いかどちらかであるな。 あるいは、両方か。

デザイン

僕にとって「書く」ことは、無形のものをデザインすることだ

寂しさ

寂しい、とは人の本性だろうか? アメリカ人やアジア人と寂しさは同じだろうか? 「寂しさの哲学」という本を書いたら売れるな

バランス

感覚は鋭ければいいというものではない。 突出した感覚には、それなりの受け皿が必要だ。 受け皿がなければちぐはぐなことになる

「羮に懲りて膾を吹く」 人の本性は変わらないな。いつまでも諺に言い当てられ続ける。

無用の人

組織の中で無能な人を切り捨てていくと、やがて自分の居心地が悪くなる

範囲

自己犠牲は人の本性に反する。 だから宗教の領域なのだ

先決

語るな、作れ!

みんな忙しい

遊ぶにも早めのアポイントメントが必要になってきたなあ

進歩

文明や技術の進歩というものは、何者かに貪り喰われるのだろう。 貧しい者はますます貧しくなっていく。

どこへいくのか

焦ってもどこにも行けない。 怠けてもどこにも行けない。

適度

ほめられもせず。責められもせず。 まあまあの人生。