年をとると人生はメンテナンス作業ばかりが多くなる気がする。今思えば若い頃は、税金も払わなかったし、やりっぱなしのし放題であった。それでも生活は面倒臭かったのだから不思議だ
幼い頃の生は夢に似ている。人は夢をあやふやだというが、現実だって本来あやふやなのだ。だが自他に対する人の態度が冷え固まってごく狭い範囲に限定されるために、現実もまた冷えきって不可変に感じられるのだ
自分が美しいと思うものを人が認めないからといって変えてはいけない。 人々が美しさを発見するまで、じっと保持しなさい
他人に評価されたい、という気持ちを飲み込んで、何度でもまたぐっと飲み込んで、腹にまで納めたときに、人は作家になる
生きるのに必要な要素は、自分がいつも感謝もせずに受け取っているものの中にある
意見がたくさんでることで物事がよくなったという例はあまりみない
弱いヤツは狡くなる
実用的な本しか読まないヤツは嫌いだ
水が低きに流れるように、人は安易に流れる
ヒマ人は寒さに弱い
この星のルールに従わなければ。(朝一番の決意)
情報がネクタイ締めて歩いているような人がいる
つぶやきを聞いてほしくてつい大声になり
ラノベ、携帯小説の読者とは、つまり最も保守的な読者層である。世が世なら水戸黄門の視聴者になるような人々である
覗きみるに、茶道というのは世に思われているより、ずっと快楽的である。 澄ました顔して快楽に耽るというところがエロチックなのだ
金が神となるならば、法律は戒律となるであろう。
作業机にはなるべく物を置かないようにするでしょう? 心もそのように保ちなさい
人は日々新しい。 しかし、日常ではそのことを忘れてしまう。 そして、新年の区切りにだけ少しだけ思い起こして自分を更新するのだ。
体調が悪いほうが人生を味わえる
欲求や執着は性急である。 愛は緩やかであることができる
他人を嫌いになるのは仕方ない。 つられて自分まで嫌いになってはいけない
本の著者にとって、「読まれないこと」以上に怖いことはない
感覚には繊細な芯がある。 どこまで研ぎ澄ませるかは素質に関わる。 しかし、努力は来世において結実する
「考える」、とは、僕にとって「言葉を正確に使う運動」である
何のために生まれて来たのか99パーセントわかれば、超人である。 100パーセントわかったら、単なる神の一部である。
ハロウィーンより正月を大切に祝うべし!
弱みをかばおうとして、より巨大な弱みを作り出す者がいる
人生は人の弱みを衝いてくる。 衝かれなければ弱みではない。 したがって、弱みはある頻度で必ず衝かれることになる
偉大な人が無謬であるとは限らない
突然キクラゲが食べたくなって、中華材料店で買ってくる。 コップの水に入れて、一晩放置したら、翌朝、膨れてコップから溢れかえっていた。 なんかすごく儲かったような気がして、うれしかった。